日中は気にならないけれど、夜になると急にWebサイトの表示が遅くなる、動画が途切れるといった症状に悩まされているといった声をよく聞きます。

夜になるとネットが遅くなるのは何故なのでしょうか?速度を改善する方法はあるのでしょうか?

今回は、夜になるとネットが遅くなる原因とその対処方法についてご紹介します。

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夜になるとネットが遅くなるのが気になっていても、「仕方がない」と諦めていませんか?諦めざるをえないこともありますが、原因によっては速度が改善する可能性もあります。今回は夜になるとネットが遅くなる原因とその対処法についてご説明しましょう。

まずは速度を確認

ネットが遅い原因はいくつか考えられます。

その原因を絞り込むために、まずは実際の速度を確認してみましょう。

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ネットが遅くなる原因は、サイト側の問題、契約内容、回線業者の問題など、さまざま事が考えられます。そこで原因を絞り込むために、まずは実際の速度を測定することからスタートしましょう。

いくつかのサイトの表示速度を計測

夜になるとネットが遅くなるという印象があっても、実際には日中とそれほど速度が変わらない場合もあります。可能であれば、同じサイトの表示速度を昼と夜で比較してみるとよいでしょう。

また、特定のサイトだけ遅いというケースもあり、その場合はサイト側の問題です。

原因を絞り込むために、いくつかのサイトを閲覧して、すべてのサイトの表示が遅いのか特定のサイトなのかを確認することも大切です。

通信速度は次のサイトで調べることができます。

BNRスピードテスト 公式サイト

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速度を測定する際、
・同じサイトを日中と夜、時間を変えて測定する。
・同じ時間にいくつかのサイトの速度を測定する。
この2点を確認することで、サイト側に問題があるのか、回線や端末などに原因があるのかが分かります。

回線業者の速度も調べる

NTTのフレッツ光などでインターネットを利用するには、NTTなどの回線業者との契約の他に、プロバイダとの契約が必要です。

画像参照:NTT東日本フレッツ光

フレッツの情報サイトでは、自宅からプロバイダまでの回線の通信速度を確認することができます。

プロバイダまでの通信速度は速いのに、実際の速度が遅い場合は、速度が遅い原因はプロバイダにあると考えられます。

NTT東日本サービス情報サイト(→速度の確認をクリック)

NTT西日本通信速度の改善ポイント(→画面下の「速度測定サイト」へ)

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フレッツのサイトでは、自宅からプロバイダまでの回線速度を測定することができます。この速度とBNRスピードテストで測定した速度に差がある場合は、問題はプロバイダにあることが考えられます。

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速度が遅い原因と解決法は?

サイトの表示や通信速度が確認できたところで、速度が遅い原因とその解決法やチェックポイントを挙げてみましょう。

フレッツの情報サイトでは、自宅からプロバイダまでの回線の通信速度を確認することができます。

プロバイダまでの通信速度は速いのに、実際の速度が遅い場合は、速度が遅い原因はプロバイダにあると考えられます。

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測定した速度結果によって、速度が遅い原因を次のように絞り込むことができます。

特定のサイトだけ遅い場合

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時間に関係なく特定のサイトだけが遅い場合、原因はサイト側にあり、残念ながら私達 閲覧している側には、時間をおいて閲覧すること以外、出来ることはほとんどありません。

表示速度が遅いのが全てのサイトではなく特定のサイトのみの場合、遅い原因はそのサイト側にあると考えられます。

夜だけの場合は、アクセスが集中しているのが一番の原因として挙げられますが、サイトがアップされているサーバーに不具合が発生している場合もあります。

この場合、閲覧している側からできることは、時間を空けて再度表示してみることくらいで、ほかには対処ができません。

全てのサイトで表示が遅い場合

全てのサイトで表示が遅い場合、考えられる原因は次の5つです。

・フレッツなどの回線

・プロバイダ

・契約プラン

・パソコンの性能

・LANケーブルやルーターなど接続機器

それぞれの詳細と解決方法を次にご紹介しましょう。

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すべてのサイトで遅い場合、考えられる原因は上の5つです。それぞれについて詳しくご説明しましょう。

フレッツなどの回線が原因の場合

フレッツの情報サイトで、自宅からプロバイダまでの回線の通信速度調査結果が遅かった場合は、フレッツなどの回線に速度が遅い原因があることが考えられます。

夜だけなど限定した時間に遅い場合は、一時的に回線にトラブルや故障が発生している可能性があります。

NTTのHPでは工事や故障情報が掲載されますので、その情報を確認し、トラブル解決を待ちましょう。

NTT東日本サービス工事故障情報

NTT西日本工事故障情報

また、夜だけでなく、常時速度が出ていない場合は、個別回線にトラブルが発生している可能性もあるので、回線業者に問い合わせをして確認してもらうことをおススメします。

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フレッツのサイトで測定した結果が、時間に関係なく遅かった場合は、回線に問題があることが考えられます。その場合は回線業者に測定結果を知らせて調べてもらいましょう。一時的に遅かった場合は、一時的なトラブルや故障の可能性があります。

プロバイダが原因の場合

「BNRスピードテスト」と「フレッツ情報サイト速度測定」の速度計測結果に大きな差がある場合は、プロバイダが原因で速度が遅いと考えることができます。

夜は混雑するので、その差がある程度広がるのは仕方がないですが、時間に関係なく速度差が30Mbps以上ある場合は、プロバイダの能力に問題があると言えるでしょう。

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回線業者→プロバイダの速度と実際の速度(BNRスピードテスト)の結果に30Mbps以上の差があった場合、原因はプロバイダにあると考えられます。プロバイダの能力不足もありますが、下記にご説明する接続方式の変更で解決する可能性もあります。

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IPv6接続に切り替える

従来使われてきたPPPoEネットワーク方式は、利用者の増加とともに混雑し、特に夜間の速度低下の原因のひとつと言われています。

そんな状態を踏まえ、近年、地域や時間帯の影響が少なく、混雑する夜の時間帯でも快適にインターネットを利用できる次世代ネットワーク方式「IPoE」を利用するプロバイダが増えてきました。そのようなプロバイダでは、「IPv6オプション」と対応機器を利用することでPPPoE方式を使わず、IPoE方式(IPv6接続)で接続することが可能です。

プロバイダに確認し、IPv6接続が可能か確認をし、可能であれば切り替えをしましょう。(場合によっては有料で機器の変更が必要になる場合があります。)

画像参照:BIGLOBE

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「PPPoE(PPP over Ethernet)」方式とは、「利用者のパソコン」(ポイント)と「プロバイダのパソコン」(ポイント)の2点間を接続してデータ通信を行う通信プロコトルのことです。
一方、「IPoE(IP over Ethernet)」は、企業内のLANと同じやり方で直接インターネットに接続する方式で、PPPoEのように専用の通信機器を必要としないため、接続事業者を通してシンプルにインターネットに接続できるというメリットがあります。

プロバイダを変更する

上記でご説明したIPv6接続を導入していないプロバイダと契約している場合、プロバイダを変更することで夜の通信速度が回復する可能性があります。

また、バックボーンもプロバイダを選ぶときの大きなポイントです。

バックボーンとは、プロバイダの基幹回線となっている部分のことを言い、それが太い(大きい)ほど通信の渋滞がおこりにくく安定します。

全国にインターネット事業を展開している大手のプロバイダは自らバックボーンを保有していますから、そのようなプロバイダに乗り換えることも夜の通信速度安定に繋がります。

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プロバイダを選ぶ際、回線の規模や接続方式まで調べる方は少ないと思います。契約後に、速度が出ない、というトラブルが続く場合は、プロバイダの能力を再度確認し、場合によってはプロバイダを変更することを検討してはいかがでしょう。

契約プランが原因の場合

NTTのフレッツには、料金を抑えた「フレッツ 光ライト」というプランがあります。このプランの場合、通信速度は最大100Mbpsとなっているため、フレッツ光ネクストギガの最大速度1Gbpsに比べると、速度が遅く、特に混雑する夜の時間帯はさらに遅く感じるかもしれません。

契約内容を確認し、速度の速いプランに変更することで夜も快適にインターネットが利用できるようになるかもしれません。

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そもそも速度が遅い契約をしている場合があります。料金が安いので、お財布には優しいプランではありますが、速度が出ずイライラが募るようでしたら、契約内容を再検討してみてはいかがでしょう?

パソコンの性能が原因の場合

夜だけでなく、常時速度の遅さを感じる場合、パソコンの性能が影響していることもあります。

「光にしたのにパソコンが遅い」と思っている方は、パソコンのスペックを確認しましょう。

スペックやOSを確認

パソコンの速度は、搭載されているメモリの容量やCPUに影響します。

また、OS(オペレーティングシステム)が古くてもパソコンの速度が遅くなります。

Windows Vistaはすでにサポートが終了していますし、Windows7も2020年1月14日にサポートが終わりますので、速度の面でもサポートの面でも自分のパソコンのOSを確認しておくことをおススメします。

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スペックとは、OS(基本システム)、CPU(Central Processing Unit)(パソコンの脳みそのような場所)、メモリなど、パソコンの主な性能のことを指します。スペックの差はパソコンの動作速度に現れます。

セキュリティソフトを停止して確認

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セキュリティソフトを変更したり、バージョンアップした直後から、速度が遅くなった場合、速度が遅い原因はセキュリティソフトにあるかもしれません。一旦、セキュリティソフトを停止し、速度が出るか確認してみましょう。セキュリティソフトが原因とわかった場合も、軽いソフトに入れ替えるなど、必ずセキュリティ対策は行うようにしましょう。

さらに、パソコンのセキュリティソフトが原因で速度が遅くなる場合もあります。いったんセキュリティソフトを停止させて、どの程度の速度がでるか確認してみましょう。

もし、セキュリティソフトを停止させることで速度が出る場合も、セキュリティソフトを停止したままでの利用はお勧めできません。

もっと軽いセキュリティソフトを導入するなど、セキュリティ対策は必ずとるようにしましょう。

LANケーブルやルーターなど接続機器が原因の場合

LANケーブルやルーターなどが原因で速度が出ない場合もあります。

ただ、この場合も夜だけでなく常時速度は遅くなります。

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LANケーブルはどれも同じ、と思いがちですが、実はLANケーブルにも種類があります。種類によって対応速度が異なりますので、LANケーブルを変えることでも多少速度が変わるかもしれません。

LANケーブルの対応速度を確認

実はLANケーブルはどれも同じではなく、最大速度が決まっています。

1Gの契約をしているのに、LANケーブルが100Mまでしか対応していないと、その速度までしか出ないことになります。

1G対応のLANケーブルには「1000BASE-T」

100MまでLANケーブルには「100BASE-TX」

と記載されていますので、念のため確認して、必要に応じて買い替えましょう。

無線LANルーターの置き場所の変更や買い替え

無線LANルーターが古い場合、速い速度に対応していない可能性があります。

また、置き場所によって、電波が遮断されて速度が出ないこともありますので、無線LANルーターの置き場所の変更や、古いルーターの場合は買い替えも検討しましょう。

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無線LANルーターの性能は年々向上しています。速度が速い回線を契約しても、古いルーターを使っていては、その速度に対応できないこともあります。壊れていないのに買い換えるのは抵抗があるかもしれませんが、古いルーターを使っている場合は、買い替えによって速度はアップする可能性が高いです。

マンションだから遅くなるはウソ

「マンションは1本の回線を大勢で使うから、特に夜は遅くなる」という話、聞いた事ありませんか?

実は私も聞いた事があって、その情報を信じていました。

でも、実はそれは偽情報でした。

光回線は、ファミリータイプでもマンションタイプも1Gbpsを最大32人で共有するサービスなので、戸建てでもマンションでも1本を大勢で分けるという点では違いがありません。

つまり、「マンションだけが遅くなる」という現象はありえないのです。

 

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まとめ

毎日、夜になるとネットが遅くなり、イライラしている方、多いかもしれません。

でも、ネットを利用している人が多いから仕方がない、とあきらめないでください。

まずは、原因がそのサイトにあるのか、プロバイダにあるのかを確認し、プロバイダに原因がある場合は、乗り換えをすることで夜も快適なネット環境を整備することができるかもしれませんから、ここでご紹介した解決方法をぜひ試してみてください。

マイコマイコ

ネットの速度をちゃんと測定したことがありますか?時間や日を変えて測定してみると、日頃感じているイライラの原因が判明するかもしれません。「なんだか遅い…」と思っている方は、一度、速度を測ってみてはいかがでしょうか?