中継機は電波が届きにくいエリアや安定しない場合、ネット環境を改善する手段として有効な方法です。

ただ、中継機を設置したのに電波が弱い、安定しないと感じている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

中継機を設置しても電波が安定しない原因…それは中継機の設置場所にあるかもしれません。

今回は、中継機の効果を最大限に活かすための設置場所について調べてみました。

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中継機は、家の中でWi-Fiの電波が届きにくい場所をカバーしてくれるので、とても便利です。でも、置き場所間違えると、せっかくの中継機の機能を活かしきれないことになってしまいます。
今回は、中継機の設置場所について、その選び方も含めてご紹介しましょう。

そもそも中継機ってなに?

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無線LANルーターを設置しても、家中どこでもサクサクとインターネットに接続できるとは限りません。家の構造によっては無線の電波が届かない場所が出てきてしまいます。そんな時に便利なのが、親機の電波を中継して、届かなかった場所まで電波を届けてくれる中継機です。

まずは、中継機についてご説明しましょう。

戸建ての住宅でもマンションでも、無線LANルーターがおいてある部屋ではインターネットがサクサク動くのに、寝室や子供部屋などに行くと、WEBページがなかなか表示されなかったり、動画が固まったりすることありませんか?

これは無線LANルーターから遠かったり、壁などの障害物の影響で電波が弱くなっていたりするために発生する現象です。

中継機は、弱くなった電波を中継し、電波の届きにくい場所をカバーして、届く範囲を広くするための機械のことを言います。

画像:Aterm®WG1200HPユーザーズマニュアルより

 

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中継機の種類は?

中継機にはどんな種類があるのでしょうか?

電波の種類

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無線LANルーターの箱に、11n、11gや、2.4GHz、5GHzといった文字が並んでいるのを見たことありませんか?これが無線の規格や周波数帯です。それぞれ特徴があって、この規格や周波数帯を変更することでネット環境を改善できる可能性があります。

中継機の種類をご説明するために、まず無線LANに使われている電波の種類についてご説明しましょう。

無線LANに使われている電波は「11n/g/b」が使われている2.4GHz帯と、「11ac/n/a」が使われている5GHz帯にわかれます。

電波干渉を受けやすいのは、2.4GHz帯の11n/11g/11b規格で、マンションの隣の部屋でルーターを設置したことで干渉を受けて繋がらなくなることもあります。

安価な中継機は、2.4GHz帯しか対応していません。少々価格は高くなりますが、より高速で安定した通信を行うには5GHz帯の電波もカバーしている両対応の中継機を選ぶことをおススメします。

周波数帯 2.4GHz帯 5GHz帯
無線規格 11n/11g/11b 11ac/11n/11a
長所 ・5GHzよりも電波が遠くまで届く ・他の無線との干渉が少ないため、通信が安定している
短所 ・同じ周波数帯の機器(無線ルーター、電子レンジ、Bluetooth、電話機など)が多く存在するため、電波干渉しやすく、通信が不安定になりやすい ・壁や天井などの障害物に弱い
・通信距離が長くなると電波が弱くなる

設定方法の種類

親機となる無線LANルーターと中継機を接続する方法は大きく分けると次の2種類あります。

・「WPS」や「AOSS」などの自動設定機能を利用

・手動で設定(LAN直接パソコンと接続して設定)

自動設定機能を搭載したものは、他社製品でも自動設定ボタンを押すだけで接続が可能となり、初心者でも簡単ですから、これらの機能がついているものを選ぶとよいでしょう。

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中継機にもいろいろな種類があります。コンセント型など設置タイプが一番気になるかもしれませんが、上記でご説明した設定方法の種類も選ぶ際の重要なポイントです。

設置タイプ

以前は、中継機もみためは無線LANルーターとほとんど同じ「据え置き型」が主流でしたが、最近は、廊下やお部屋のコンセントに差し込むだけのコンセントタイプも多く出ています。

コンセントタイプはコンパクトで場所も選びません。

中継機を設置する最適な場所とは?

では、中継機はどのような場所に設置するのがよいのでしょうか。

設置場所を選ぶポイントは次のとおりです。

無線LANルーター(親機)から遠すぎてはダメ

電波が届かない場所に電波を届かせることばかり気にして、無線LANルーター(親機)からの距離が離れてしまうと、中継機が親機からの電波を十分に受信することができず、役割を果たせません。

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中継機を親機から離しすぎると、中継機は親機からの電波を十分に受信できません。中継機を使ってネットが安定しない場合、その原因の多くは、親機からの電波が足りないことにあります。

無線LANルーター(親機)から近すぎてもダメ

だったら、無線LANルーター(親機)の近くに置くのがよいかというと、それもNGです。

親機から近いと、中継機は無線LANルーター(親機)からの電波を十分に受信することができますが、中継機からの電波が部屋全体に行き渡らず、中継機を設置する前と状況はあまり変わらないことになってしまいます。

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親機からの電波を受けるためには、親機の近くに置くのがいいのですが、逆に近すぎると、中継機と親機で同じような場所をカバーすることになり、中継機の意味がなくなってしまいます。

電波が届かない部屋とルーターの中間地点がベスト

中継機を設置するベストな場所は、無線LANルーター(親機)と電波が届かない部屋(エリア)の中間地点に置くことです。

遠すぎず、近すぎない中間地点に中継機を置くことで、親機からの電波を十分に受信でき、また、電波が届かなかった場所に中継機からの電波を届けることができます。

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中継機は、親機からの電波を受けられ、電波の届かない場所もカバーできる中間地点に設置しましょう。2階の部屋をカバーしたい場合は、階段の踊り場あたりに設置するのがベストです。

最適な設置場所を調べるアプリもある

電波がとどない場所とルーターの中間地点といっても、その場所にコンセントがなかったり、実際に設置場所を選ぶのはなかなか大変だと思います。

そんな時に役に立つのが、それぞれのメーカーが提供しているアプリです。

アプリを使うと、中継器を動かしながらベストな場所を調べることができます。

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中間地点といっても、その場所にちゃんと親機の電波が届いているのか、電波は目に見えないので場所を選ぶのは大変です。そんな時に役に立つのが、次にご紹介するアプリです。

Station Radar(Buffalo)

StationRadarは、親機、中継機、子機の通信状態がひとめでわかり、「中継機を親機に近づけてください」といったメッセージも表示されるため、アプリで確認しながら中継機の最適な置き場所を選択することができます。

画像参照:Buffalo

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Wi-Fiミレル(I-O Data

「Wi-Fiミレル」は周囲の電波状況を計測し、電波の混雑状況やWi-Fiの広がりをわかりやすく表示してくれます。

Buffaloのアプリのように、「近づけてください」といったメッセージは表示されませんが、電波状態がわかるため、中継機の最適な設置場所を見つけるのに役立ちます。

画像参照:I-O DATA

 

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まとめ

中継機を有効に活用するには、その置き場所がとても重要です。

せっかく中継機を購入し設置しても、置き場所が間違っていると、ネット環境が改善されるどころか、場合によってはかえって安定しないといった事態になってしまう可能性もあります。

そんな事態を避けるためには、最適な置き場所を見つけること。少々面倒かもしれませんが、アプリを利用して、電波状況を確認しながら、中継機の置き場所を決めるとよいでしょう。

面倒な作業は1回だけ、設置してしまえば、これまで届かなかった場所にも電波が届き、快適な環境でネットを楽しむことができるはずです。

マイコマイコ

中継機はとても便利ですが、置き場所を間違えると宝の持ち腐れになってしまいます。コンセントが必要なので、設置場所は限られてしまうかもしれませんが、その中でも中継機を有効に活用できる場所を選びましょう。そのためにアプリを使ってみるのもよいのではないでしょうか。

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